ルイス・バラガン邸をたずねる

2009/11/23

「ルイス・バラガン邸をたずねる」
at ワタリウム美術館

メキシコの建築家ルイス・バラガン。
世界遺産にも登録されている彼の自邸がワタリウム美術館に再現されています。
会場構成を担当したのは建築家・妹島和世+西沢立衛/SANAA。

模型や図面がたっぷりという建築展とは違って、バラガン邸の色彩やインテリアをメインとした、私のような素人でも楽しめる展示でした。

床にはカーペットを敷き、壁はあのピンク色、実際にバラガン邸に置いてある家具、テーブルクロス、骨董品、絵画、本などを運び込み、本当に「家」の中にお邪魔してる気分です。

見所はポスターにもなっている大きな窓のリビングルーム!クロスの窓とその向こうの庭の木々まで再現してありました。庭にある植物をまとめたファイルも興味深かったです。やっぱりアボカドは植えてあるんだね。(日本の柿の木みたいな感じ?)

こんな開放感のあるリビングルームなのに、バラガン本人は「広すぎる部屋は嫌い」「孤独になれる場所が必要」と言っていたのが意外でした。設計当初の図面と実際に建てられた図面を比べると、大きな一部屋が二部屋・三部屋に変更されています。

驚いたのが寝室のベッドの小ささ。
狭い空間が好きといえども、診察台?てくらいにこじんまりとしたベッドは大柄なバラガンには小さすぎでは??1988年にバラガンが亡くなったのもこのベッドの上だったそうです。

スタッフのお話によると、メキシコのバラガン邸の見学者は6割が日本人だとか。
広すぎない空間と明るすぎない光(陰影礼賛)、奥行きのある庭が日本人の私たちが惹かれる理由かもと思いました。そんなこともあって、財団の方のご厚意で予定以上にあれもこれもと貸し出してくださったそうです。

いつか、メキシコの強烈な陽射しの中でこのバラガン邸を見てみたいなぁ。
(でもメキシコに住んでた友人の話を聞くと…ちょっとハードル高いよ。。)

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