横浜トリエンナーレ2008(BankART Studio NYK)

2008/10/01


いくつか会場がある中で今日は日本郵船海岸通倉庫(BankART STUDIO)へ。

素敵だったのはマリナ・アブラモヴィッチの《魂の手術台》。
高さの違う3台の手術台。天井に届きそうなくらい高い台もあります。
そして鏡になっている3色のカラーパネル。


マリナ・アブラモヴィッチ 《魂の手術台》
photo : TOKYO ART BEAT


本来は、手術台に寝そべり、その鏡に映った自分を見続けるという作品だそうです。
1時間も見続けていたら間違いなく精神的に何かが変わる気がします。
無機質な倉庫の一室というロケーションも相まって、3つの手術台がとても映えていました。


影しかない彫刻、クロード・ワンプラーの 《無題の彫刻》 は面白かった。
サブタイトルは「大きくてしなやかでセクシーな自分を喰らう裸のヴァンパイア」。
見る人それぞれが自分の頭で完成させる彫刻。
作品の前でそのヴァンパイアを熱心にスケッチする人もいました。
(それも込みでの作品だったのかも)

無題の彫刻
クロード・ワンプラー 《無題の彫刻》


他にもヘルマン・ニッチュの《オージー・ミステリー・シアター》、マシュー・バーニーの《ヴェールの守護者》などグロテスクな映像作品も。
入り口には年齢制限や注意書きがありました。確かに子供が見たらトラウマになりそう…。

マシューのは正直苦手だった。
言いたいことはなんとなくわかるけど、タブーを見せつけること=芸術 とは限らないと思うから。
変なエログロって安易に思いつくからこそ芸術に昇華させるのは本当に難しいんだろうなあ。
じゃぁその境はどこ?って聞かれても答えられないのだけど…

そんな中、ロドニー・グラハムの《銅鑼にポテトを投げ当てる》はなんとも馬鹿馬鹿しくて和みました。

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