Archive for 1月, 2010

Le hérisson

2010/01/30


飛行機の中で見たフランス映画「Le hérisson(原題)」。

高級アパートメントに住む自殺願望を持った少女パロマと、無愛想な管理人マダム・ミシェル、そこに引っ越してくる日本人オヅ・カクロウ。

3人の心の交流と小さな奇跡と予想もしなかったラストに、見終わったあとはしばらく余韻から抜け出せませんでした。機内食の味わかんなかった。


パロマの描くイラストと時々出てくるアニメーションがとても可愛くて、作品に漂う温かくて不思議な空気をより一層濃くしていました。

テーマ曲?「Dans 165 jours」のきらきら弾むようなメロディーが頭から離れなくて、早速サントラをダウンロード。音楽はガブリエル・ヤレー(GABRIEL YARED)。

日本公開はないっぽいから、いつかシネフィルあたりで放送してくれないかなぁ。
原作は京都在住のフランス人作家ミュリエル・バルベリの『優雅なハリネズミ』。
こちらは翻訳されて日本でも出版されています。

ムッシュ・オヅを演じた伊川東吾さんはアメリカ在住の俳優さんだそうです。
紳士でおしゃれでかっこよかった!

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CDGのコンコルド

2010/01/29


シャルル・ド・ゴール空港の敷地内に展示してあるコンコルド。
エアポートバスの中から見えて慌ててシャッターを切りました。

展示してあるなんて知らなかったから超ビックリ!
想像していたより小さくて、白い戦闘機みたい…という印象。
超音速で飛行するために100席(横4列)しかなかったそうです。

もう飛び立つことはないのに空を見上げてる姿はちょっと淋しげ…。

帰宅して、久しぶりにティルマンスの写真集を開きました。
うーん。乗れなくてもせめて飛んでるところを写真に収めたかった。

google map で上空から☆

ポンピドゥーセンター

2010/01/28

ポンピドゥーセンター
フランス パリ
設計 レンゾ・ピアノ、リチャード・ロジャース

正式名称はジョルジュ・ポンピドゥ国立美術文化センター。複合文化施設で、映画館、美術館、図書館などが入っています。

もう少し郊外にあると思っていたのですが、こんな街中にあるとは。
パリの中心部に突如として現れる、街の景観に全くマッチしないすごい建物です。

家の目の前でなにやら建設が始まったと思ったら、赤や青の配管むき出しの工事現場みたいな建造物ができあがって、ご近所さんは本当に驚いただろうなあ。でも今ではすっかり観光名所になっています。

内部は柱が少なく大空間が広がっています。



裏はこんな感じ。石造りの街にくっきり浮かび上がる原色!


2010年開館予定の分館ポンピドゥー・センター・メスは日本人建築家、坂茂らが手掛けます。

ポンピドゥーセンター・メスのポスター

アラブ世界研究所

2010/01/26

アラブ世界研究所
フランス パリ
ジャン・ヌーヴェル設計

パリのシテ島に程近い場所にある、アラブ世界の研究施設。
この場所にこの施設があることもユニークですが、この建物自体も相当ユニークです。
特に印象的なのが、幾何学模様のファサード。

アラブ世界研究所
実は内側に自動採光装置が付いていて、日差しを感知して内部に入り込む光を調節しています。

1箇所壊れていたので、開いているところと閉じているところの両方を見ることができました。
(よく故障するそうです…。)

セキュリティチェックを通って館内へ。
カメラの絞りを応用して作られた調光装置は圧巻!


装置の羽根はアラブ独特の飾り模様(アラベスク)を作り出します。



トイレはこんな地下フロアに!薄暗い神殿みたいですごい怖かった…


地下フロアや螺旋階段(スロープ)などもそれぞれアラブ建築がモチーフになっていて、ソフト面ハード面ともに、アラブ世界がギュっと詰まった空間になっています。

屋上の無料テラスからはノートルダム寺院やセーヌ川を一望☆


アラブ世界研究所
アラブ世界研究所

調光装置のファサードが有名ですが、ほんとはセーヌ川に面したこちらが正面らしいです。


見学に来たらミュージアムショップもおすすめ!
アラブ世界についての書籍から、アラビア語のレシピ本や絵本、工芸品、アクセサリー、文房具など充実の品揃え。
それにレジのお姉さんが超美人!
カタールエアラインのCMに出てきそうなアラブ美人でした。

ルーヴル美術館 ピラミッド

2010/01/25

ルーブル美術館
フランス パリ
設計 イオ・ミン・ペイ

ルーブル美術館の中庭に作られたエントランス「ルーブル・ピラミッド」。
重厚な石造りの建物に三方を囲まれた儚げなガラスのピラミッドは繊細な飴細工のようでとても綺麗でした。

地下アーケードにもシャンデリアのように釣り下がっている逆さピラミッドがあります。
その下にもちっこいピラミッドがあってちょっと可愛い。

逆ピラミッド
これらはミッテラン政権下の「グラン・ルーヴル・プロジェ」で整備されました。

12世紀に要塞として作られ、その後宮殿になり、現在は美術館。
歴史を背負ったこの建物の庭になぜガラスのピラミッドだったんだろう…?

地上と地下を結ぶエレガントな螺旋階段。


螺旋階段の中心は車椅子用のエレベーターになっています。



内輪から発光する夜のピラミッドも幻想的!


ちなみに、現在建設中の別館「ルーブル・ランス」は、日本人建築家・妹島和世+西沢立衛(SANAA)が、「ルーブル・アブダビ」はジャン・ヌーヴェルが手がけます。
どちらも本館とは全く異なるデザインで楽しみです。

券売機の上に掲げられたルーブル・ランスのポスター。

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