ディディエ・フィウザ・フォスティノ「Agnosian Fields」展
@メゾンエルメス8Fフォーラム
建築家ディディエ・フィウザ・フォスティノの展覧会。
フォスティノは2008年横浜トリエンナーレの「H BOX」の設計者でもあります。
H BOXとはエルメスプロデュースの移動式映像上映室。大桟橋のターミナルに置かれていました。
今回の展示のタイトルは「Agnosian Fields」=認識不可能な場。

《イレース・ユア・ヘッド》
入ってまず好奇心をくすぐられるのがヘルメットみたいなヘッドフォン3台。ラッセル・ハズウェルとのコラボ作品で、虫の声やノイズ(雨音?)が聞こえてきます。視界が遮られるので、聴くというよりは頭に入れられるといった感じ。
噛んだガムをひたすら顔面に貼り付けていく映像《ポートレイト》も面白かった。こうゆうバカバカしいの大好き。
不思議な家の模型《アンカット・ハウス》はまさに認識不可能といった感じの家。
どこがどう繋がってどんな空間があるのか予想できない家で、いろんな角度からまじまじと覗き込んでしまいました。
この家は実際に石垣島に建設中(クライアントは日本人)だというから驚き!&見てみたい!
奥の壁面にはどーんと掲げられた漫画家・奥浩哉のドローイングが!!
すごいかっこよかった!
破壊されるマリオン、逃げ惑う人々。大パニックになった銀座でフォスティノが持つ拡声器(さっきのヘッドホン付き)に並ぶ人たち…。並んでいる人たちはなぜか皆冷静で、崩れていく街を他人事のように写メする人も。
フォスティノが奥浩哉のファンでこのコラボが実現したんだそうです。

そしてこの展覧会の関連企画として、フォスティノが影響を受けた映画「TRON」が、メゾンエルメス10階ル・ステュディオで
特別上映されるそうです。
TRONといえばDAFT PUNKがサントラを担当したリメイク版TRON:LEGACYも楽しみ!
http://www.youtube.com/watch?v=SPFpcKm0B7U
退廃的な近未来という彼が影響を受けたサブカルチャーが透けて見える、トーキョーっぽい面白い展覧会でした。

『建築家を信用するな。』『はかなさを経験せよ。』
Related Posts: