クサマトリックス
2004/04/26


会場に入って目に飛び込んでくるのはドット・ドット・ドット!
目を閉じても肌で感じられるくらいの水玉模様。
各作品はすべて小部屋のように仕切られた空間に展示してあります。
赤に白の水玉が埋め尽くす部屋に始まり、無数の蛍が飛んでいるような部屋、
ナウシカに出てくる王蟲の目のような部屋、
草間彌生の自作自演ビデオが流れ続ける部屋、
カラフルな色遣いで描かれた無数のキュートな女の子!
中でも心惹かれたのは「天国へのぼる階段はやさしく」という作品。
天井と床の合わせ鏡の間に梯子(はしご)をかけて、
鏡を覗き込むと梯子が限りなく続いていくもの。
しかもそのはしごは発光するチューブでできていて、いろんな色に変化してすごくキレイ!
こんな階段なら後ろ振り返ることなく登っていけそうです。
草間さんは以前にも「我ひとり逝く」という似たような作品を作っていて
その時はこんな綺麗なはしごではなく、暗くて不気味な死の階段て感じでした。
(写真でしか見たことないけど。うろ覚えなので違ってたらごめんなさい。)
でも、その階段が、今は、こんな綺麗な姿になっているとは。
彼女の中でなにか死に対する考え方が変わったのかな。
女の子のイラストが壁一面にある「ハーイ!コンニチワ!」は、
彼女が持ち続けている少女性を表したピュアな作品でした。
かわいくて笑みが浮かんでしまいそうな。
幼い頃から精神の病からくる恐怖や幻覚・幻聴に悩まされていたという彼女。
そんな負の部分と、幸福・平和への望みがミックスされた、
美しくてものすごいエネルギーを感じた展覧会でした。





一番面白かったのは自分より高い位置に目を置く体験コーナー。












at そごう美術館