没後150年 歌川国芳展
@森アーツセンターギャラリー
前期・後期とほぼ総入れ替えで約420点が江戸に里帰り!
武者絵から美人画、役者絵、戯画、はめ絵、文字絵…と幅広い作風で、そういったテーマ別の展示でした。
ダイナミックで効果的な構図に感動したり、微笑ましい動物たちに目尻下げまくったり、小さなユーモアを見つけてニヤリとしたり、混雑もあって見終わる頃にはものすごい疲労感…。
(グッズ売り場でまたエンジン全開でしたが。)
日本の美術品は海外に流れてしまったものも多いけど、多くの天災や大火、戦争があったことを考えると”在外秘宝”はある意味クラウド的な管理で正解だったのでは…と思います。
《相馬の古内裏》 1845-46年頃
カッコイイー!
相馬の古内裏は国芳を初めて知った作品なので絶対見たかった!
現代のマンガ・アニメにも通じる構図、色使い、初めて見たときはこれが浮世絵なんて信じられませんでした。この骸骨は医学的にも正確に描かれているそうです。
(つい巨神兵を思い出してしまうナウシカ脳…)
《其のまま地口 猫飼好五十三疋》 1848年頃
猫好きにはたまらない「東海道五十三次」を猫で表した「みやうかいこうごじうさんびき」。
無理矢理すぎる駄洒落でももうなんでもいいです。かわいすぎる!
《たとゑ尽の内》 1852年頃
大判3枚続きですがバラバラに所蔵さてれいて、3枚揃っての展示は今回が初めてとのこと。
小判を不思議そうに見てる「猫に小判」、湯気の立つお膳に手を付けられない「猫舌」、「猫背」「猫も食わない」など猫にまつわるたとえが描かれています。
左下のネズミがツボ。(着物の柄が餅?)
《きん魚づくし ぼんぼん》 1842年頃
イタリアで発見されて今回が初展示となる金魚づくしシリーズ9図目。
金魚に手をひいてもらってるカエル(まだおたま時代のシッポが残ってる)が可愛いー!
ほかに妖怪が「ドロドロ」と書いてある着物を着てたり、犬は肉球柄を着ていたり、蛙の肩衣にはおたまじゃくしの紋が入っていたりと、細かいところまでいちいち面白い。
《東都三ツ股の図》 1831-32年頃
国芳はスカイツリー建設を予言していた!? オーパーツ!? と話題になった絵。
本当のところは井戸掘りのためのやぐらで、高楼を建てることを禁じていた幕府への反発からこんなに高く描いたのでは…と研究者は見ているようです。それにしてもスカイツリーと場所が一致するのはすごい偶然!
お弟子さんたちによる国芳の死絵。よく見ると国芳は猫の根付の付いた煙草入れを持っています。落款には「泪忍て」の文字…。
国芳の精神は受け継がれてそして愛されていたんだとじーんときてしまいました。
浮世絵の他に、肉筆画、摺物(個人的な贈り物や販促品)、板木、版本が見られたのは貴重でした。
絵師、彫師、摺師という職人の仕事によって一枚の絵になり最新メディアとして江戸庶民の手に行き渡っていったんだなぁ。。
絵を堪能したあとは国芳グッズを!
「猫飼好五十三疋」の手ぬぐい
浅草のふじ屋による限定色。
ARATAプロデュース♡
猫たちの付箋
猫マグネット
「きん魚づくし ぼんぼん」と「たとゑ尽の内」の一筆箋
「猫と遊ぶ娘」のタオルハンカチ
「相馬の古内裏」のクリアファイル
国芳モチーフ満載のラブリー和三盆!
ありがたーく大事に食べました。
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